シリコンバレー式ネットワーキング入門7つのコツ

シリコンバレーには、人のインフラがあります。具体的にいえば、お互いにとってメリットのある人を紹介し合う、新しい人とオフラインで出会うミートアップの機会が多いです。ミートアップには、プログラミング勉強会、有名起業家による講演、さまざまな種類が開催されているが、その本編の前後には食事とアルコールが用意され、出席者同士が繋がるような時間が設定されています。

こうした時間を、ネットワーキングと呼び、コミュ力が求められます。このコミュ力は慣れるものであり、実りある人脈形成をするためには、何回もこうしたネットワーキングの場を経験することが必要となります。そして、このネットワーキングこそ、シリコンバレーで過ごす醍醐味であり、上手に活用するべきなところなのです。

今回は、初めてネットワーキングへ参加する人でも後悔しないコツを幾つか紹介していきたいと思います。

どんな目的でネットワーキングするかを明確化しておく

ネットワーキングへ入る前に、目的を整理しましょう。どんな人と知り合いたいのか、どういったビジネスチャンスを探しているのか。「シリコンバレーのFREERIDER」で取材をしている場合は、スタートアップの起業家を探して取材をする目的がありました。起業を考えているのであれば、エンジニアを探す人もいます。働き先を探すような人もいます。目的があるかないかで、その時間の過ごし方が変わってきます。きちんと英語で説明できるようにもしておきましょう。

自分が何者であるかを説明できるようにしておく

ネットワーキングの自己紹介で、二言目で尋ねられることは「What is your background?(あなたには何ができますか?)」。マーケッター、エンジニア、会社を経営しているのか、一言で答えられるようにしておきましょう。実際に、私が何の目的や技術も持たずに入った時期と、FREERIDERという自らのプロジェクトと見せられるYoutubeチャンネルがあった場合には、まるで繋がれる量も質も異なりました。

名刺よりも、LinkedInアカウントを充実させておく

シリコンバレーの住人たちは持っていないのか、出し渋るのか、相手の名刺をなかなか貰うことができません。出会った場合、たいていLinkedIn、もしくはTwitter経由で繋がります。LinkedInは日本で使うケースは滅多にありませんが、シリコンバレーではFacebookよりも使われるSNS。プロフィールを充実させておくことに越したことはないでしょう。出会ったら、その場でLinkedInで繋がるようにしましょう。

仲を深めるよりも、できるだけ多くの人と繋がる

ネットワーキングの目的は、できるだけ多くの人と繋がること。規模にもよるが、参加している全員と顔見知りになるくらいの勢いで構いません。そのため、この人とは仲良くなれそうだと思ったとしても、話し込みはせず、すぐにお別れをして、別の人と話すようにしましょう。自己紹介をして、お互いの連絡先を交換するまで、およそ3,4分で済ますようにするのが目安です。

まずは、オーガナイザーと繋がっておく

イベントには、それを主催するオーガナイザーが必ずいます。ネットワーキングでは、オーガナイザーを見つけて、真っ先に繋がりましょう。繋がっておくと、次回のイベント情報を早く手にいれることができ、ゲストスピーカーにも繋いでもらいやすいです。また、こうした主催者はもとから、広い人脈を抱えている場合が多いです。

帰る前に挨拶をしておく

知り合った人のうちでも、特に気になった人には必ず帰る前に挨拶しておきましょう。ネットワーキングでは、自分だけでなく、相手も大人数と接するため、印象に残っていない場合が多いです。したがって、特に気になる人には自分を印象付けさせる必要があります。帰る前に、必ず挨拶をしましょう。

その日のうちに、出会った人にメールを送る

多くの人と出会うため、人は次の日には忘れてしまいます。ネットワーキングから帰ってきたその瞬間に、改めて自己紹介と目的を連ねて、メールを送りましょう。当日中に送るというのがキーです。

ネットワーキングで求められる技術は「ピッチ」。1分以内に、自分は誰なのか、どういう目的を持っているのか、これを分かりやすく簡潔に説明しなければなりません。そして、定期的にメールを送ったり、挨拶をするなど機械的なケアが出来ていれば、シリコンバレーでの人脈はどんどん広がっていくでしょう。