シリコンバレー5ヶ月で100人とアポイントする方法

OB訪問は、興味のある企業や業界で働いている社会人を訪ねて、実際の職場環境、働いている内容などを聞いて、「企業研究・業界研究」を行なうもの。これが、就職活動に限っていえることではありません。どんな領域であれ、新しいことを始めようと決意する前には、その分野で既に活躍している人たちに伺うことは非常に参考になるものです。ChatWork山本社長が、会社を立ち上げて、経営に悩まれてから、1000人の経営者に会った話はスタートアップ業界では有名なことですよね。会うことは話を聞くだけではなく、その後の決断や行動に何しかしら影響があるものなのかもしれません。

海外や、シリコンバレーでも同じことをおススメします。働く、起業する、いずれにしても、同地で新しいことを始めるのであれば、一人でも多くの人に会っておくことに損はありません。私は「シリコンバレーのFREERIDER」を通して、5ヶ月で100社のスタートアップ企業へ訪問しました。

今回は、アポイントを取るために利用した具体的なシリコンバレーハックを紹介します。


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CrunchBaseを利用する

最も利用していたツールは、Tech Crunchが運営するデータベースCrunchBaseでした。企業、投資家の情報をカテゴリ、会社規模、拠点から調べることができるサービス。まず、Search画面から、拠点を「San Francisco」に設定する。それから、自分が気になっているカテゴリを設定します。(Fintech、IoTなど)創業5年以内のシードスタートアップを探していたため、これも追加入力をして検索をかけていきました。

表示された企業のうち、「has been closed」になっていない限りは、ホームページを確認して片っ端からメールを送りました。私が実際に送っていたメールのフォーマットは下記になります。

Dear xxx team:

Hello there. My name is Shun Yamada, tech journalist.
I am staying in San Francisco currently, coming from Tokyo. Here is my LinkedIn:
https://jp.linkedin.com/in/shun-yamada-9a25b3b9

I found your company in CrunchBase, and I think what you’re doing for the Startup industry is really exciting. I’d like to find an opportunity to interview with the founder of your company. My target audience includes a range of tech industry people, from executives of startups and medium-size companies, to a lot of employees of larger companies.

This is a great opportunity to start to earn recognition among influential tech leaders in Japan, and we need to begin is a 15-minute interview with your company’s founder. Here is a video explaining a little more about my interview format.

I know you’re busy, but I’m only in San Francisco for a special visit over the next couple months, so this would be our one chance to connect with each other in person! Please let me know if you were interested and if you had some availability.

Sincerely, Shun

ネットワーキングイベントで知り合う

シリコンバレーでは、毎晩のようにイベントが開催されています。スピーカーを招く講演会、プログラマーのための勉強会など種類は様々でありますが、イベントの前後には集まった人同士が繋がれるようなネットワーキングが用意されています。あくまでネットワーキングは、人と出会うための場です。一言、二言の自己紹介で、一人でも多くの人と出会い、その後、気になる人とは一種間以内に30分程度カフェで話し合うことにしていました。

知り合いに紹介してもらう

一度知り合うと、10人以上紹介してもらえることもあります。シリコンバレーに暮らしている人たちは人を紹介することが習慣化されています。日本人であるというだけで、頼んでもいないのに日本と関連がある人を紹介してもらったり。「こういう人を探している。」と具体的に伝えれば、該当する人を探してきてくれます。ポイントは2点あります。まず、自分が紹介されるだけの信頼に足りる人物であることと、その人と密な関係性を維持しておくことです。そして、きちんと自分が何を求めているかを相手に伝えておくことです。SNSでの発言なども意味のあるものになってきます。

コワーキングスペースに訪問する

規模にもよるけど、コワーキングスペースでは10社から100社程度までスタートアップが入居し、働いているような場合があります。初めて訪問する人でも一日から、ワークスペースの利用が可能な施設もあります。また、イベントも定期的に行なっているため、様々な機会から入ることができます。ここに既に入居している起業家に訪問し、そこから周りの起業家を紹介してもらったり、自ら声をかけにいくことをしていました。

一度出会った機会を、きちんと人間関係を構築し、「Keep on touch」を心がけます。シリコンバレーで人脈があることは、顕著な強みとなります。相手と繋がるだけでなく、その相手とどんな関係性になることが理想であるかを考えながら、コミュニケーションを取ります。シリコンバレー5ヶ月で100人に出会う方法は、一人一人ときちんと向き合うことにあります。