Airbnbがやらかした5つの逸話。起業家が勇気をもらえるエピソード

現在、世界192カ国でサービスが展開されているAirbnb。今年、Airbnb Storyが発売され、ついにこの物語が映画化される日も近くなってきたサクセスストーリーですが、彼らの歴史を語るうえで絶対に外せない5つの逸話を紹介していきます。

Airbnb(エアビーアンドビー)創業当初、大学時代からの友人だったブライアンチェスキーとジョーゲビアは強いスタートアップマインドを持っていたものの、お金がありませんでした。そのとき、住んでいるロフトの居間を朝食付きのB&Bとして貸し出しをスタートしました。

それから数ヶ月して、ネイサンブレチャジックがエンジニアとして加わり、現在のサイトの原型となる「Airbeadandbreakfast.com(エアーベッドアンドブレックファスト)」が誕生しました。そこから、先も鳴かず飛ばずの時間が過ぎていきましたが、諦めずやり切り、新しい世の中をつくることに成功しました。

このAirbnbには逸話がたくさん紹介されていて、とても面白く、起業家は読むといつも勇気をもらえる内容ばかりです。今回は、Airbnbの歴史のなかでとりわけ有名なストーリーを幾つか紹介していきたいと思います。

クレジットカードで資金調達をしていた

ブライアンチェスキーはAirbnbのアイデアを持って数々の投資家に出会い、売り込みに走りました。当時、会ったこともない他人の家に泊まるというキチガイ染みた考えに誰も賛同しようとはせず、しょうがなくクレジットカードを大量に仕入れて持っていたみたいです。
クレジットカードの数は30枚〜にも及んでいて、トレーディングカードをしまっておくカードフォルダにたくさん入れていたと話しています。

シリアルを売り始めた

Airbnbを語るうえで外せないのがこのシリアルの話。高騰しつづけるサンフランシスコの地価、物価にとうとう底をつかしてしまった3人はシリアルを売るという奇行に走ります。内容は、当時おこなわれていたアメリカ大統領選挙になぞり、”Obama O’s”と”Cap’n McCains”を発売し、これが成功しなんと30,000ドル以上の売上を獲得します。
これでギリギリの生活はできたものの、売れなくなってからは売れ残りのシリアルを食べながら飢えを凌いでいたそうです。
アメリカでは連続して事業を立ち上げる起業家を「Serial Entrepreneur(シリアルアントレプレナー)」と呼ぶのですが、Airbnbは「Cerial Entrepreneur(シリアルアントレプレナー)」と笑い話にすることがあるみたいです。

リリースを何度も打っていた

Airbnbはメディアの影響力をたびたび存分に利用していて、それは彼らがメディア戦略がうまかったというわけではなかったのです。ブライアンチェスキーは起業家たちに「ローンチして誰にも気づいてもらえなければ、何度でもローンチしろ!」と勧めています。ローンチを何度もしているうちに、必ずメディアが取り上げてくれるからと話しています。

スーツケースを引きながら、MTGへ

Airbnbはスタートアップの名門YCombinatorに入ることになりました。YCombinatorでは毎週決まった曜日にバッチのメンバーが集まり、食事をする機会があったそうなのですが、ブライアンチェスキーはその回に毎回スーツケースを引きながら参加していたそうです。その理由は、彼は毎週サンフランシスコから、自分たちのお客さんがいるニューヨークへ飛行機で向かい、ホストの家に宿泊し、写真を撮って回っていたのです。そして、MTGへギリギリ間に合うようにサンフランシスコに戻っていたのです。

ヘッドセットをいつも身につけていた

Airbnbはホテル事業なので、カスタマーサポートが大変です。ブライアンチェスキー自らがカスタマーサポートを引き受けて、ひっきりなしに電話を受けていたので常にヘッドセットをつけていたという逸話があります。

いかがでしたでしょうか。誰もが知っているAirbnbも一夜にしてできた企業ではないのです。ポールグレアムのエッセイに「スケールしないことをしよう」という有名な文言があるのですが、まさにAirbnbのはじまりは地味でスケールするような要素はないことばかりでした。