フリーランスがチームで受注!受注する前に確認しておきたい4つのこと

フリーランスが大きなプロジェクトを一人で責任を持って取り組むにはリソース的に難しいです。フリーランスでも本格的な案件に取り掛かるためには、少人数のチームを組んで受注をするチームランスというやり方があります。今回はその実体験と注意点を紹介していきます。

フリーランスの弱点は「一人ではできることに限りがある」ということ。例えば、プログラミングのスキルが秀でているフリーランスでも、一人でできる仕事にはスキル、コストともに限界があります。結局、下請けのような補完的な仕事ばかりになりがちです。そこで、フリーランス同士が複数人集まって一緒に仕事を引き受けるチームランスと呼ばれる動きが業界で注目を集め始めました。

長年フリーランスをやっていた人からすれば、名前が付いていただけで何も新しい受注のやり方ではないのですが、まだフリーランスではなくて、これからなりたいと興味を持っている人たちからすると理想の働き方の一つですよね。
スキルを持つもの同士がチームを組んで、プロジェクトに取り掛かる。まるで、RPGのパーティのような仕事の組み方ですが、初めてやる方は注意しなければならないこともたくさんあります。

今回は実際にチームランスとして活動をしてみた結果、気づいたことを4つのポイントに絞って紹介していきたいと思います。

チームランスをやってみたケース

チームランスで受けたケースは一般的な社内ツールです。非ITの会社がクライアントで、社内で労働集約的な作業をされていたことが事の発端でした。こうした現状に気づいた私が社内ツールの提案をし、受注へ。私自身プログラミングを書くことはあったのですが、技術に不安があったため、別のエンジニアを探してチームランスを組むことにしました。
最初は、フリーランスが集まっているコミュニティに向けてポストしてみたのですが、コミュニティで出会ったフリーランスの実力や、信頼度が不安であったため結局一緒に仕事をするまでに至りませんでした。結局、いつも利用しているコワーキングスペースで出会ったエンジニアに依頼し、無事納品となりました。

チームランスで気をつけた方が良い4つのポイント

プロジェクトの商流を明確にしておく

誰がクライアント先とメインに先立って交渉をするかを決めましょう。そして、誰が誰の受注先であるかの商流をクリアにしておくことが大事です。今回は、クライアント先<>私<>知り合いのエンジニアという商流で、プロジェクト規模が大きくなかったのでシンプルでしたが、これが関わる人数が増えて大きくなってくると商流が複雑になる可能性が出てきます。

見積の決定は慎重におこなう

見積はチームの合意を見て慎重に決定して提出するようにしましょう。チームに報酬を支払う場合においても税金や手数料はかかってしまうため、これらも含んだ計算を行なった上で見積を策定するようにしましょう。安易にクライアントの割引に応じてしまうと、赤字になってしまうこともあるかもしれないので、一人でやっている時以上に見積をシビアに考えるようにしましょう。

納品物の要件を確定させてから、受注する

フリーランス時にも同じことがいえますが、要件を確定させてから受注するようにしましょう。要件を確定させるためにはチーム内での合意と、クライアントとのMTGが不可欠となります。後から、クライアントの要望に応えていくと全体に負荷がかかってしまうため、一回の打ち合わせで漏れなく詰めておくようにしましょう。

コミュニケーションを密に取る

進捗状況や締め切りをお互いが意識し、コミュニケーションを積極的に取るようにしましょう。チーム受注になると、一人で受注する時に比べて当事者意識が分散しがちになります。自分の役割が終わったら何もしなくていいわけではなく、プロジェクト全体が無事完了するまで精査にプロジェクトにコミットするようにしましょう。

チームランスはフリーランスでやるよりもできることが増えて、チーム単位で仕事をするのは気づくことも多いです。フリーランスの受託に慣れてきたら、信頼できる仲間と仕事をやってみるのもありかもしれませんね。